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cTrader CLI

cTrader CLIは、cTraderのデスクトップアプリを開かずに、ターミナルから口座の管理、取引、アルゴリズム取引の操作を直接行えるコマンドラインツールです。コマンドを入力することで、ログイン、市場データの確認、取引の実行と管理、cBotの実行やバックテスト、cBotの最適化ができます。

1分でわかるcTrader CLI!

cTrader CLIには、主に2つの使い方があります。コマンドを自分で入力したりスクリプトに組み込んだりする方法と、AIエージェントに自然言語のリクエストをcTrader CLIのコマンドに変換させ、内容を確認してから実行する方法です。どちらの方法でも、次のことができます。

  • cTraderをAIエージェントに接続し、エージェントが作成したCLIコマンドを確認して実行する。
  • AIエージェントにcTrader CLIの正しい使い方を教えるスキルをインストールする。
  • cTraderのデスクトップアプリを起動したままにせず、Windows、macOS、Linux上でcBotを実行し、メモリやCPUの使用量を抑える。
  • リソース消費の大きいデスクトップPCの代わりに、低コストのLinux VPSやクラウドサーバーでcBotをホストする。
  • スクリプトや自動化ワークフローから口座データ、価格、履歴を取得し、注文の発注・管理やポジションの管理を行う。

注意

cTrader CLIでは、自分のPCまたはサーバーでcBotを実行します。これは、cTraderが自社のサーバーでホストするクラウド上でのcBotの実行とは異なります。クラウドで実行する場合、自分のPCやサーバーでプロセスを稼働させ続ける必要はありません。

cTrader CLIの利用シナリオ

cTrader CLIには、主に2つの利用シナリオがあります。どちらもグラフィカルインターフェースではなくコマンド入力を使用しますが、適した目的は異なります。

比較項目 AIエージェント(インターフェース不要) VPSまたはクラウドでのセルフホスティング
目的 ターミナルやグラフィカルUIを使わず、AIアシスタントを通じてcTraderを操作する。 デスクトップアプリを閉じたまま、自分で管理するサーバーでcBotを24時間稼働させる。
想定ユーザー 自然言語で目的を伝えるユーザー。AIアシスタントがコマンドの案を作成し、ユーザーが確認して実行します。 ターミナル操作に慣れており、コマンドを直接入力したり、スクリプトから実行したりするトレーダーや運用担当者。
コマンドの作成方法 自然言語のリクエスト、またはスクリプト化されたエージェントのワークフローに基づいてAIが生成します。 ターミナルで直接入力するか、スクリプト、cronジョブ、docker runから実行します。
出力の処理 AIがJSONを解析し、回答や次のプロンプトに変換します。 JSONをstdoutに出力し、ファイルへリダイレクトしたり、パイプで他のツールに渡したりします。
長時間実行されるコマンド AIエージェントはrunを自律的に開始してはいけません。 cbotsの監視やpriceによるリアルタイム価格の出力の読み取りは安全に行えますが、cBotの起動、設定、停止を行うコマンドは、実行前に必ず確認する必要があります。 runは長時間稼働するプロセスであり、systemdやDockerなどのプロセス管理ツール、または--exit-on-stopが必要です。それ以外のCLIコマンドはすべて、結果を返して終了する単発の呼び出しです。

注意

どちらのシナリオでも、サーバーやワークステーションの用意と管理はユーザー自身で行います。 cTrader CLIには、マネージドホスティングサービスは含まれていません。

cTrader CLIのセットアップ

cTrader CLIとcTrader MCPサーバーの比較

cTrader CLIとcTrader MCPサーバーは、いずれもcTraderの画面を手動で操作せずに機能を利用できますが、仕組みが異なります。以下の表を参考に、ワークフローに合った方法を選んでください。

cTrader CLI cTrader MCPサーバー
操作方法 ターミナルにコマンドを入力するか、AIが作成したコマンドを確認して実行します。 やりたいことを自然言語で伝えると、AIエージェントが実行します。
cTraderアプリは必要か 不要です。ターミナル、VPS、コンテナから単独で動作します。 cTraderのホストをバックグラウンドで起動しておく必要があります。ローカルで使用する場合はWindowsまたはmacOSのデスクトップアプリ、リモートで使用する場合はcTrader Webのセッションが必要です。
操作結果の表示場所 ターミナル内にテキストとJSONでのみ表示され、cTraderの画面には表示されません。 普段使用しているcTraderの画面内に表示されます。
適した用途 スクリプトによる反復可能な自動化や、サーバーでのcBotのホスティング。 AIアシスタントとの対話による取引、分析、単発の質問。

ヒント

繰り返し実行できることや厳密な制御を重視する場合は、cTrader CLIを選びましょう。 AIエージェントとの対話を重視する場合は、cTrader MCPサーバーを選びましょう。

cTrader CLIを詳しく見る

操作一覧

cTrader CLIのコマンドは、タスクごとに分類されています。以下の表に、利用可能な操作を示します。各コマンドの詳しい構文、オプション、使用例については、CLIリファレンスを参照してください。

操作 cTrader CLI
口座の一覧表示と口座の統計情報の確認 ✅
利用可能な通貨ペアの一覧表示と、取引時間・取引条件の確認 ✅
リアルタイム価格と過去のローソク足データの取得 ✅
損切りと利食いの水準を固定して成行注文、指値注文、ストップ注文、ストップリミット注文を発注し、予約注文を変更・取り消し、既存の注文を一覧表示する ✅
損切りと利食いの固定水準を変更し、ポジションを全部または一部決済し、保有中のポジションを一覧表示する ✅
取引履歴、完了した注文の履歴、現在のエクスポージャーを取得する ✅
インジケーターの現在値と過去の値を計算し、利用可能なインジケーターを一覧表示する ✅
価格アラートを作成・削除し、一覧表示する ✅
cBotの実行・停止とバックテストを行い、cBotのメタデータを取得する ✅
cBotを最適化する ✅
cBot、インジケーター、プラグインのプロジェクトのひな形を生成し、ビルドする ✅

警告

cTrader CLIは取引と自動化のためのツールです。金融、投資、法律、税務に関する助言は提供しません。注文の発注や変更を行うコマンドによって、実際の取引が成立し、損失が発生する場合があります。各コマンドは実行前に確認し、まずデモ口座で試してください。また、認証情報を適切に保護してください。